会計ソフト仕訳手入力派は、Excel(CSVファイル)で入力しよう。
会計ソフトで仕訳を手入力。
freee、MFなどが一般的になりつつある昨今ですが、手入力派もまだまだいるでしょう。
CSVファイルの エクスポート・インポート ができる会計ソフトなら、Excel入力が楽です。
山梨県中央市の税理士、田中です。
今回は、割とよく使われている「弥生会計」を例に説明します。
タナカ
弥生会計エクスポート→Excelで入力作業をする
まず、弥生会計で、いくつか仕訳を入力してくださいませ。
それから「仕訳日記帳」をクリックして、
「全期間(Y)」をクリックします。
(弥生会計の画面やや右側に、「全期間(Y)」ボタンがあります。)
さらに、「ファイル(F)」→「エクスポート(E)」とクリックしていきましょう。
↓「出力先」のファイル名は、拡張子を「.csv」とします。
↓仕訳データが収まったCSVファイルをExcelで開くと、こんな感じになっています。
弥生会計で入力した仕訳が、CSVファイルでは、↑こんな風になっているワケです。
ここから先は、入力済みのデータを参考にして、Excel上でCSVファイルに入力していきます。
書式にしたがって入力すれば、今度は逆に、CSVファイル→弥生会計 とインポートできるわけです。
ただし、ひとつ注意点が。
エクスポートしたCSVファイルに最初から入っていたデータ(弥生会計から出力されたデータ)は、既に弥生会計に入力済みの仕訳とダブります。
Excelで入力するルールが分かったら、弥生会計に入力済みのCSVファイルのデータは消すか、
もしくは、CSV→弥生会計 のインポート前に、弥生会計側の仕訳を削除してしまいましょう。
Excel入力の特にいいところ
↓年間(1事業年度)中に同じ仕訳が何度も出てくる場合などは、Excelで入力したほうが断然ラクです。
↑このようなデータであれば、確認しながら入力するのは日付くらい。
ラクです。
日付の入力を楽にしよう
弥生会計からエクスポートして作成されたCSVファイル、日付の書式が独特です。
「H.29/」なんて毎回打つのは面倒なので、書式設定で自動化しましょう。
D列全体を選択(「D」をクリック)→右クリックして、セルの書式設定を開きます。
「表示形式」タブから、「ユーザー定義」をクリック。
「種類(T)」のすぐ下に、「”H.29/”mm/dd」と入力しましょう。
これで、平成29年分については、月・日 だけ入力すればOKになりました。
キーボードの打ち方としては、
- 2/15
- 2.15
などと打っていただければOKです。
ダブルコーテーション(”)で挟んだ文字列は、そのまま表示されます。
覚えておくと便利ですよ。
タナカ