Excel→freee。現金支払い・事業主勘定ならExcelからのインポートが楽
freeeです。
Excelからのインポートです。
カード払い・預金データの自動とりこみは便利でも、現金で支払った場合のレシート読み取りはイマイチ。
現金払いしたら、都度、Excelに入力していきましょう。
山梨県中央市の税理士、田中です。
現金がからむときの、簿記の知識が少しあればイケます。
タナカ
freeeサイトのサンプルファイルを加工する
freeeのサイトからダウンロードできる「仕訳インポートサンプル.xlsx」。
これを使って、仕訳データを入力していきます。
入力後、会計freeeにインポートする方法の解説でございます。
↓中身はこんな感じのExcelファイル(仕訳インポートサンプル.xlsx)。
日付 | 伝票番号 | 借方勘定科目 | 借方税区分 | 借方金額 | 借方税額 | 借方品目 | 貸方勘定科目 | 貸方税区分 | 貸方金額 | 貸方税額 | 貸方品目 | 摘要 | 貸借取引先 | 貸借メモタグ |
2017-12-1 | 仕入高 | 課対仕入8% | 400000 | 29629 | 現金 | 対象外 | 400000 | 0 | てきよう |
実際は25行のサンプルデータが入っています。
サンプルを参考にしつつ入力を行い、会計freeeにとりこむ(インポート)前にサンプルデータは消しましょう。
※「上の表(2行)をコピー→Excelファイルに貼りつけ」すれば、freeeのサイトからxlsxファイルをダウンロードしなくてもイケます。
(2行目のサンプルデータは、インポート前に消してくださいませ。)
入力前の予備知識
freeeからxlsxファイルをダウンロードした場合は、Excelの画面右上の「編集を有効にする(E)」をクリックして、編集を可能にします。
↓1行目(A1からO1)は消さないでおきましょう。残した方が、インポートするときに楽です。
サンプルデータは、不要になったタイミングで消します。
消さずにインポートすると、サンプルデータもインポートされてしまいます。
ご注意を。
「日付」は、年月日という構成になっていますが、毎回年から打つのは大変です。
月日で打てば、自動で「年」が入ってきます。
↓今現在(2018年)2017年のデータを入力する場合は、「月日」の入力だけでは「2018年」となってしまいますが。。
昨年以前のデータを大量に入力する場合、いちいち「2017」から入力するのは面倒です。
2017年以前のものでも、「月日」で入力しちゃいましょう。
後で一括して修正したほうが楽です。
2018年→2017年 へ一括置き換え
[ctrl]+[H] で「検索と置換」のボックスを開き、・検索する文字列(N): →「2018/」
・置換後の文字列(E):→「2017/」
と入力しましょう。
(スラッシュ(/)まで入力してくださいませ。)
2018年を2018年のままにしておきたいデータがある場合は、「置換(R)」ボタンをクリックして、1つずつ確認しながらが良いです。
2018年全部を2017年に置換してOKであれば、「すべて置換(A)」ボタンをクリックしましょう。
↓2017年に置き換わりました。
日付の書式は「2017-12-1」以外でもOK
サンプルデータの日付は、ハイフン(-)で区切られていますが、スラッシュ(/)などの他の形式でもインポートに支障はありません。
気になる方は、日付の列(A列)を選択して、セルの書式設定で。
セルの書式設定のショートカットキーは、[ctrl]+[1] です。
会計freeeにインポートする
「取引」のタブをポイント
→プルダウンメニューの「エクセルインポート」をクリックします。
↓上で使った「仕訳インポートサンプル.xlsx」ファイルをインポートする場合は、「振替伝票データ」のラジオボタンに黒丸を入れましょう。
↑インポートするファイルを、大きな赤ワク内にドラッグ&ドロップする等します。
↓オレンジの枠は、消費税の取り扱いを聞いています。
↓緑ワク内は、「仕訳インポートサンプル.xlsx」の1行目を読み取ってくれます。
(消してインポートした場合は、ここで入力するか、Excelファイルに入力→インポート です。)
↑問題なければ、左下の「設定する」をクリックです。
↓インポートの実行をしてOKであれば、5の「登録する」をクリックしましょう。
インポートしたデータは削除カンタン
「インポート履歴」のタブから、インポート済みのファイル(取引)がカンタンに削除できます。
まちがったデータが多ければ、ファイルごと削除するのも手です。
Excelで修正後、再度、インポートしたほうが楽ですので。