弥生会計から決算書[XBRL2.1]を書き出し,e-Taxソフトに組み込みする.(電子申告)

『弥生会計20決算書→e-Taxソフト組み込み』
の手順を解説します。
山梨県中央市の税理士、田中です。
弥生会計サイトでは「XTX形式」を推しているように読めます。
が、XTX形式ですとe-Taxソフトでどう操作したものか分かりませんでした。
タナカ
弥生会計20の操作
決算・申告(K)
→決算書 e-Tax・XBRL 書き出し(X)
→決算書書き出し(K) をクリックします。
出力形式は「XBRL形式」を選びましょう。
ファイル名に全角スペースは使えませんのでご注意を。
「書き出し」をクリックするとファイルが4つ作成されます。
e-Taxソフトの操作
帳票名の一覧が表示されるウィンドウを開いて、「財務諸表(XBRL2.1)」をクリック(選択)します。
もし「財務諸表(XBRL2.1)」が無かったら、「帳票追加(A)」から追加しましょう。
クリック(選択)後、「帳票編集(W)」ボタンをクリックします。
ウィンドウが開いたら「組み込み(A)」をクリックしましょう。
「弥生会計20」の操作で作成された4つのファイルのうちの1つ、「●●.xbrl」ファイルを開きます。
追加されると↓こんな風に表示されます。
無事、このエントリーのゴールです。
XBRLファイルの中身を確認したいとき(おまけ)
中身を確認したい場合は、
- 貸借対照表などの帳票を選択して
- 「帳票編集(W)」ボタンをクリックします。
「項目入力」タブをクリックすれば、中身(数字)を確認することができます。
「印刷(P)」ボタンでPDF化→確認するのもいいかも知れませんね。
弥生会計で書き出した財務諸表。e-Taxソフトへの組み込みができれば多少なりとも楽になります。
弥生会計サイトではe-Taxソフト側の解説がありませんので、以上を参考にしていただければと。
タナカ
山梨県の税理士:田中雅樹(書いている人)